21年ほど前に開業した施設です。

行燈旅館 / Andon Ryokan

三ノ輪駅近隣、日本建築学会選奨受賞の和モダンな宿
 直近の施設更新: 2012年05月22日   建物落成: 2003年   創業: 2003年   確認: 2022年6月11日 
行燈旅館の入り口部分
「和モダン」を感じさせるこぢんまりしたエントランス。右側の赤い飲料自動販売機の奥は、狭いながら椅子が置かれた「中庭」になっている。
  • 東京メトロ日比谷線「三ノ輪」駅から徒歩5分。
  • 名前の通り「行燈(あんどん)」をモチーフに早稲田大学教授が設計した鉄骨造五階建ての建物がユニークな、2003年6月オープンの新興日本旅館。日本建築学会選奨を受賞。営業面では外国人が主ターゲットで、オーナーも英語が堪能。
  • すべて7㎡の和室で、シングル・ツイン・ダブルの区別は布団のサイズと数。シングル6,020円~。
  • 上層階にお洒落なジャグジールームがあり、16時~22時まで30分単位の貸切で利用できる。
  • 朝食は洋食。
  • 2012年5月22日に「行燈スカイテラス」がオープン。スカイツリーや隅田川の花火が遠望できる。
  • レンタサイクルあり。1日500円。
行燈旅館周囲の町並み
  • 点在するマンション以外は東京・下町の風情が残る三ノ輪界隈の裏道。写真右側、柳の木の向かい側の階段状の建物が行燈旅館。この道を直進すると、通称「土手通り」と呼ばれるバス通りに出る。
    「土手通り」を渡ったら、そのまま明治通りをたどるか、東大泉小学校前の通り(地図参照)を抜けると(こちらがおすすめ)、日比谷線三ノ輪駅の出入り口がある「昭和通り」に達する。
  • 写真手前側を直進すると、泪橋(なみだばし)交差点の1つ南側に出る。泪橋交差点を渡ってそのまま北に直進し、歩道橋を渡ればJR・つくばエクスプレス・地下鉄日比谷線が集結する「南千住」駅に出ることができる。三ノ輪駅より少し遠いが、日比谷線以外の2線を利用する場合はこちらが便利。
撮影:2011/11
行燈旅館と柳の木
建物外観。前面が緑がかかった曇りガラス(アクリル?)張りで、夜になると内部の照明が漏れることで、障子紙を張った行燈の雰囲気になる趣向らしい。目印然と立つ柳は、特に旅館とは関係ないらしい。
蛇足だが、電柱の陰に見えるのはゴミ袋ではなく、カバーがかかったバイクか自転車。
撮影:2011/11
  • オープン当初はもっぱら外国人向きの営業内容だったが、東日本大震災後の外国人旅行客の激減を機に日本人ビジネス客などへのアピールを強化して現在に至っている、とのこと。
  • 楽天トラベルの「口コミ」欄にこまめに記入されている女将の石井さんの、開店時のエピソードなどもまじえたコメントの丁寧さ、細やかさは秀逸。
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