直近の施設更新: 2015年02月28日
創業: 1973年
- バスルーム/トイレ共同タイプ(つまり大浴場あり)のシングルは「割り切り派」にはおすすめ。
- 男女それぞれ用の大浴場には日本に2人しか残っていないペンキ絵師の一人、中島盛夫さんが描いた富士山の絵があって銭湯感覚。
- 門限は深夜25時。
- 「新宿三丁目付近で夜7時から
友人主催のパーティーに出席、次の朝早めにまた都心の、自宅から遠い方向で用事」
......というシチュエーションが2003年秋に発生した際、ここに泊まりました。
感想をひとことで言うなら「宿泊目的からいえば大正解」。
夜遅くて朝早く、ほとんど「寝るだけ」なので、とにかくなるべく安いのがいいなあ......という 自分のこのときのニーズの大前提に、
・新宿三丁目から徒歩圏内。
・バス・トイレ・洗面所は共同(そのぶん安い)。
・でもちゃんと個室。(カプセルホテルじゃない)
・朝食バイキングつき。
......という条件がぴったりはまったようです。
※実際にはバス・トイレつきの部屋もあります。
- シングル一泊朝食つき4800円のプランだったんですが、室内は予想以上に広くて清潔。
「安宿に泊まってます」みたいなうらぶれた感じはなく、むしろトイレや洗面所がないぶんスペースに余裕があって、
ゆったりした気分で休むことができました。
- 門限(0:30)があったり日中滞在できない(10:00~16:00は利用不可)などの細かいルールも、
そうやってコスト削減しているのだな、と割り切って受け止めれば無問題というか、
この条件で困る場合はよそを探せばいいだけの話でしょう。
- 西向き最上階=8階だったこともあって新宿副都心の夜景も見事。都心に宿泊して、
でも宿泊費をとにかく安く上げたくて、でもあんまり「貧しい」気分になるのもいや、
というヒトにはオススメだと思います。
- なお、右上の写真は、実際に宿泊した翌朝、チェックアウト後に撮ったもの。
1階ロビーや2階のレストラン(朝食はここでとる)がけっこう広いこと、
周囲が比較的閑静なこと......などが伝わるといいんですが、どうでしょうか......。
左の小さい写真は「じゃらんnet」提供のものです。ちょっと雰囲気違うかな? - 念のため......(^^;
※このページで紹介している「東京ビジネスホテル」は固有名詞です。
ほかの「東京のビジネスホテル」をお探しの場合は、このページの母屋にあたる 「東京23区宿泊施設情報」ページを活用されるか、 お好みの大手代理店へどうぞ。
界隈情報
- ホテルが面している通りは「医大通り」といって、東側100mほど先には東京医科大学があります。
- そんなに「にぎやか」というわけではないけれど一応商店街になっており、コンビニが数軒あるほか新宿3丁目寄りには飲食店も目だちます。
- じつは数年間、毎週のようにこの界隈に通っていたことがありました。
大学時代からの友人(先輩)であり著名なゲームデザイナーである堀井雄二さんの事務所がこのへんのマンション内にあって(今は移転ずみなのでこうやって平気で書けるわけですが)、何本かのゲームソフトの開発のお手伝いをしていたためです。
そのころはぜんぜん東京の地理や歴史に興味はなかったのですが、 「江戸東京重ね地図」によれば、 江戸時代にはこの近辺の小規模な大名屋敷(松平志摩守・一万石)の庭から発した小川が北進し、 尾張藩下屋敷(現・戸山ハイツ付近から早稲田大学文学部あたり)を経て「早稲田田んぼ」の農業用水となり、 最終的に江戸川橋近くで神田川に注いでいたようです。
その意味では、まぎれもなく「神田川流域の丘陵地」にこのホテルは建っています。
- 写真はホテル前のなだらかな坂道(医大通り)を西に向かって撮ったもの。200mほど先、坂を下りきったあたりに左から右に向かって小川が流れ、小さな橋もかかっていたようです。この界隈は旗本屋敷が並んでいた地域(町名は「裏番衆町」)ですが、橋の下流側・左岸には田んぼがひろがっていました。
※コンサートなどがよく開かれていた旧・「新宿厚生年金会館」は、すぐ近くにありました。
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