旅館和可菜の女将の思い出を聞き書きした本「神楽坂ホン書き旅館 (新潮文庫)」(第51回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作品)
終了:2015年頃
創業: 1954年
確認: 2023年2月12日
- 電車でいえば飯田橋・神楽坂・牛込神楽坂各駅のちょうど中間あたり、神楽坂(早稲田通り)から細い路地を北へ入って石段を下りたところ(兵庫横町)にあるわずか4~5室規模の日本旅館。作家、映画脚本家等の利用が多いことで知られる。今井正、内田吐夢、田坂具隆、山田洋次、石堂淑朗など、日本を代表する映画監督、脚本家、作家たちの執筆を支えてきた。女将の回想を中心にまとめた本「神楽坂ホン書き旅館」も出ている。
- 女将の和田敏子さんの実姉は女優の木暮実千代。
- 予約は電話のみ、価格は一泊朝食付き10000円+税あたり。当サイトでは電話番号掲載は遠慮していますので自力で探してください。
- 店主の高齢化により2015年末に営業を停止(予約を受けない状態)。そのまま2016年春以降に正式に閉店となった模様。
- 兵庫横丁について:戦国時代に牛込城の武器庫(兵庫)があったことが名称の由来とされる。新宿区まちなみ景観賞受賞。