今朝は「エキストラ」にまつわる話題が新聞の社会面に載りましたですね。
ANAの制服10人分なくなる 羽田でCM撮影後 (@asahi.com)
(リンク切れ)http://www.asahi.com/national/update/0607/TKY200506070313.html
ANAが自社のCM用として同社の制服(すべて女性用)を貸与、195人のエキストラが着用したが、徹夜での撮影を終えた朝、あらためて回収した制服を確認したら12着足りなかった。その後、呼びかけに応じて2着は匿名で戻ってきたが、10着は行方不明のまま。
......というのですけども、ううむ。
(エキストラが持ち帰ったとは限らないですが)むろん衣装にせよ小道具にせよ、借りたものを全部きちんと返すのはエキストラの仕事では基本中の基本のひとつ。勝手に持ち帰ってしまったら、登録しているエキストラ事務所の信用問題など、いろいろややこしいことになっちゃうのは明白ですので、皆さんは決してマネしないようにしましょう(^^;。
ちなみにというか、いみじくもというか、ANAの制服は5月1日に新デザインに切り替わったばかり(15年ぶり)で、これを記念して「1955年の初代から最新バージョンまでを網羅したユニフォームコレクション」が海洋堂製作のフィギュアとして現在販売されています(写真)。
(当時の)販売元はほかでもないANAの直営ショップ。1個(1体)400円(ただしどれが入っているかは開けてみないとわからない)。
左斜め下の水色系が初代、あとは時計回りでいちばん手前の人形2人が着ているのが最新9代目の制服。ううむ。かわゆい。
これのホンモノ一式が目の前にあって、「ほら、誰も見てないぜ」みたいな悪魔の声が響いてきたら、つい出来心で......となっちゃうヒトが5%ぐらいいてもまあ、確かに不思議はない、のかもしれない。
当事者は大変でしょうけど、つい持って帰っちゃったヒトが出現したというのはある意味、全日空にとっては勲章かもしれないですね。