国指定有形文化財&「半沢直樹」土下座シーンなどのロケ名所「学士会館」が改修/建替えのため12/29で休業

 2024年12月29日15時、TBS日曜劇場「半沢直樹」のクライマックス、「役員会議室での太田常務の土下座」のシーンが撮影されたことで有名な東京・千代田区の「学士会館」が「工事のため長期休業」期間に入りました。
 しかも、工事終了後は、2つのビルが合体したかたちをしている既存の建物のうち、背後の少し背が高いほう(新館)は取り壊して高層ビルに建て替わってしまうとのこと。つまり、この下の写真のような構造の学士会館は「これにて見納め」ということになります。

学士会館(左が新館、右側が旧館)2007年撮影
学士会館(左が新館、右側が旧館)2007年撮影
新館側は取り壊して高層ビルが新築される。

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 「半沢直樹」などのロケ地として使われた豪華な宴会場のある「旧館」は、耐震工事なども行って今後も存続させることがアナウンスされているものの、同館が面している「白山通り」の拡幅のため、7mほど後方にずらす「曳家」工事が予定されていることもあり、今後数年間、学士会館全体が休業期間に入ってしまうようです。

 実はぼく、とあるドラマの撮影で11月に行ったばかりだったのですが、その時点では「年内で休館」の情報を認識してなくて......わかっていればもうちょっと気合い入れて記念写真撮ったりしたかったところですが.......。

 ま、ともあれ、長い目で再開を見守りたいと思います。

学士会館(旧館部分)2007年撮影
休業後復活予定の学士会館(旧館部分)2007年撮影
道路拡幅のため7m奥に移動しての存続が計画されている。