現場ですぐ再生可能なビデオカメラによる(=フィルムを使わない)撮影の場合、本番1カットの撮影が終わって「カット」の声がかかったあとで、引き続き「チェック」の声がかかる(ことが多い)。これは、撮った映像を再生し、モニターで注意深く確認する工程を意味している。
少したって、
「チェックOK」
のような声がかかれば、そのカットは本当に撮影終了ということになる。
一方、たとえば"録音機材のような見えてはいけないものが写ってしまった"など、何かしら不測の問題点がこの段階で見つかれば、再度それを修正して撮りなおすことになる。
したがってエキストラも、「チェックOK」の声がきこえるまでは、「撮り直しになってもあわてない心構えでいる」必要がある。