69年ほど前に開業した施設です。

山の上ホテル / Hilltop Hotel (Yamanoue hotel)

レストラン充実、レトロモダンな「文筆家御用達の宿」
 直近の施設更新: 2019年12月01日   建物落成: 1936年   創業: 1954年   確認: 2021年2月14日 
  • 明治大学の裏手。名前の通り神保町を見下ろす急な崖の上に立地。出版社・古書店が多い土地柄もあって文筆家にファンが多い名門ホテル。 「とってつけたような高級感よりちょっと old fashioned な東京らしい宿を」という人におすすめ。
    【文人ゆかりの宿】 常連宿泊者:川端康成、三島由紀夫、池波正太郎、伊集院静、檀一雄 など
  • クラシックホテル案内」 甲斐みのり著 by ベストセラーズ (2007/03)...このホテルが詳しく紹介されています
  • 客室は少ないが、レストラン、バーはあわせて11店舗もあって楽しめるのがこのホテルの特徴。夏季は麦酒庭園(ビアガーデン)を営業。
    天ぷら・和食「山の上」*| 中国料理「新北京」*| バー「ノンノン」| コーヒーパーラー「ヒルトップ」| フレンチレストラン「ラヴィ」*| 鉄板焼「ガーデン」| 葡萄酒ぐら「モンカーヴ」(*は個室あり)(リンク先:ぐるなび)
  • 本館は昭和10年代に竣工、アール・デコ調の名建築。
    もともとは、九州の石炭商・佐藤慶太郎が「佐藤新興生活館」という、西洋の生活様式やマナーを女性に啓蒙するカルチャースクール的施設として建てたもの。ほどなく帝国海軍が徴用して戦時中は将校宿舎、戦後は米軍(GHQ)が接収して「陸軍婦人部隊宿舎」として使用。昭和29年に接収解除され、1月20日より山の上ホテルとして開業。
    「千代田区景観まちづくり重要物件」指定。
  • 1980年ごろ一度リニューアルされた(らしい)。
  • 2019年、4月30日からいったん閉館して約40年ぶりの全面改装工事を実施、同年12月1日営業再開。ロビーは1937年の建物完成当時の大理石模様を復元するなど随所が刷新された。
裏手にあるガラス張りのチャペル「山の上教会」。ムード満点。
 正面玄関から入らずに右手の坂を下りたところにあるコーヒーショップは、神保町近辺の街歩きの途中でひと息入れるのに絶好。
  • 火災:2013年4月5日午後4時35分ごろ、山の上ホテル別館(地上7階地下2階)屋上の物置から出火、室内にあったテーブルや椅子などが燃えた。宿泊客・従業員は本館に避難して無事。
  • 不祥事:2012年10月1日、東京都下水道局は「山の上ホテル」が下水に流した井戸水の量をごまかし(メーターをバイパスさせていることが検査で判明した)、同年6月までの約3年間で約1800万円分の下水道料金の徴収を不正に免れたとして、未払い分と過料計約5400万円を請求したと発表。
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