先月まさに「網膜剥離のリスク」に直面したところなので、リンク先の記事↓はとても胸に迫る内容でした。
先月=2022年10月初めごろ、左目(左側の視野のすみっこ)に飛蚊症(実在しないもじゃもじゃっとしたゴミみたいなものが視野にちらつく)の症状が出たため、念のため眼科を受診しました。
そうしたらびっくり。
医者「加齢に伴う白内障もそれほど進んでいないし、視力もまずまずで問題ないですね。ただ、網膜に1か所、最近できたらしい小さな傷があります。飛蚊症はここからの出血のせいでしょう」
ぼく「それって、まずいんですか。今日は少しおさまってきてるみたいだけど......」
医者「なんともいえません。このまま放置で自然に治る可能性もあるけれど、悪くすれば明日にも網膜剥離がはじまるリスクがあります」
ぼく「も、網膜剥離! え~~~」
医者「ただ、いまのタイミングならレーザーで傷の周囲を焼くことで網膜剥離は防げます。5万円ほどかかりますけど、やっときますか?」
ぼく「やっときますかって......いますぐですか?」
医者「今すぐできます」
ぼく「当面やらずに様子をみた場合はどうなりますか」
医者「網膜剥離が始まってからだと、1か月ほど入院治療することになります」
うーむ。選択の余地がありそうで実はないんじゃん。
というわけで、その日いきなりその眼科医で「網膜光凝固術」とやらを受ける羽目になりました。
手術というか、専用の機械を覗きこむようにしていると、目の前のレンズから網膜にピントがあったレーザーが照射され、患部(傷)の周囲をぐるりと焼き固めるのです。
自分の目を焼くために光が照射されてくるのを、まっすぐ目を見開いて待ち構えなくてはいけない。
それも1度や2度ではなく何10回も繰り返すので、けっこう精神的にしんどい体験でした。
ちなみに、事前に「5万円」と聞いたこの日の治療費は、実際には49000円でした(あんまり気休めにならない)。
ともあれそういうわけで、予期せぬ出費は痛かったけど、ぼくの左目はいまのところ無事です......。