報道/情報番組の(なんというか、マジメな内容の)「再現ビデオ」なるものに初めて出たんですが、放映当日にチェックしてみたら、残念ながら別の大きなニュースが入った影響で使われなかった様子。ま、報道番組の宿命、それはそれで一つの経験ってことで、映るはずだった番組名だけ紹介しておきます。
・フジテレビ 情報ライブEZ!TV
キャスター:森本毅郎、小島奈津子、フィールドリポーター:田中大貴アナ
と、これだけで話が終わりではつまんないので横道にそれますが、2001年から続いているというこの番組、2004年10月リニューアル以来、番組のオープニングCGにはお茶の水にある「デジタル・ハリウッド」というマルチメディア総合スクールの生徒が製作したものが使われているのだそうです。
CGクリエイターの卵にとっては登竜門である一方、製作側からみれば「ジャンルごとに多数のCGを用意したいけれど、予算が限られていて……」みたいなところから「新人(学生)を起用」となったんじゃないかと想像されますが、いきさつがどうであれ、こういう「プロ直結」の構造で新人を育てるというか、「プロの現場まで至近距離」みたいな構図って、自分自身が「門前の小僧」的いきさつでいろんな仕事を体験しつつ今日に至っていることもあって、個人的にはかなり好きです(^^;。今後も長くこのかたちが続くといいですね。
かれこれ半年を越したエキストラの仕事というのもまさに「門前の小僧」の系統で、「演技経験は不問」(容姿が十人並みで、いくつかの「ルール」が守れる程度に常識人であれば大丈夫)、当人が望みさえすればほぼ誰でも、明日にでも「プロのスタッフや有名俳優が立ち働く現場」に身を置くことができてしまいます。 そうやってみっちり見学させてもらった上に、(専門のエキストラ事務所系の仕事なら)出演料すらいただけたりするわけで……。
むろん「プロの現場に身をおく」といっても「一端を垣間見る」程度ですし、エキストラの仕事そのものが他の職掌のプロへの道に直結しているわけじゃありませんが、プロデュース、演出、俳優、照明、撮影、美術……どういう職種であれ、近い将来に映像製作の現場に本格的に身をおきたい(あるいは、自分にその分野の適性があるかどうか確かめたい)と思っている人には「体験しておいてソンはない世界」という気がします。