今夜は「黒革の手帖」最終回スペシャル

 プロ野球日本シリーズ中継(だったっけ)で放映が1回つぶれた分の埋め合わせで、もともと8回の予定だったハズの米倉涼子主演「松本清張 黒革の手帖」(TV朝日)は、本日12月9日21時からの第7回が「1時間30分スペシャル」の最終話。要するにラスト2回分をまとめて一挙放送しちゃうわけですね。

この撮影に使われたホテル。写真提供/リンク先:一休.com この回にはホテルの立食パーティーのシーンがあり、大量動員されたエキストラの中にぼくも「宗教団体関係のおっさん」の役柄でまざってきました。

 会場内をおおまかに3ゾーンに分けてエキストラの立ち位置が指定された結果、ぼくが割り当てられたのは会場正面に向って左側(上手)のいちばん前のほう。結果的には登場人物が動き回るメインのゾーンという感じで、凛とした和服姿の米倉涼子さんが至近距離だったりして、そりゃあもう眼福でありました。

 こういった群集シーンの撮影では大して映らない可能性のほうが当然大きいですけど、仲村トオルさんがすぐ横をすりぬけて走ってくシーンとかもあったんで、けっこう、何かの拍子にばっちり映ってるかもしれません(自分ではよくわからん)。ぼくの顔を知っていてご用とお急ぎでないかたは、ビデオにでも録っておいてあとで探してみるのも一興かと(^^;。あ、「ヒゲ」は剃った顔ですので念のため。

 ちなみにこのドラマの撮影はこの日が最終日。スタッフの皆さんのテンションもなんだか高いし、主要な出演者中のうち数人は、このシーンでオールアップ(全出番が終了)とあって、俳優さんたちの挨拶が聞けたり、いろいろ楽しい撮影でした。ただし主演の米倉さんなど数人とスタッフにとってはこのパーティシーンが最後なわけではなく、まだ別のシーンの撮影がこの日の夜まで続き、それが終わったところで完全に撮影終了となったようです(お疲れ様)。

 余談ですけど、パーティのシーン撮影終了後、会場に出されていた料理(もちろんすべてホンモノ)は「もったいないので、エキストラのみなさんどうぞ食べていってください」ということになり、一同、大喜びでいただいて帰りました。飲み物がコーヒーしか残ってなかったこともあって、料理よりデザート類のほうが人気だったみたいですけど、ぼくはしっかりスパゲティやら何やら大急ぎで平らげ(実際かなりハラ減ってた)、結局この日の夕食はこれで済ませてしまいました。

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