スタジオ806

メゾンドール高田馬場  漫研出身者数人が、雑誌のエディトリアルデザインなどで必要な 「トレスコープ」という機材を共同購入し、共同でアパートを借りて使おう、という話から発展した製作スタジオみたいなもの。
 漫研の後輩数名から「参加したい」という希望があったため、当初安アパートの1室で済ますはずが賃貸マンションを借りる話に発展。(安直だが)借りたマンションの部屋番号(メゾンドール高田馬場806号)にちなんで「スタジオ806」という名前になった。参加者と現在の職業は......きちんと近況が把握できてない人もいるのだけれど、大体次の通りだ。

・松岡裕典......アップルジャパンのホームページのデザインなどで著名な「Axes」という会社を主宰した後、現在は「情報環境デザイナー」という肩書きで活動されているらしい。
・柳澤健二......YanaKen。ぼくです
・伊藤博幸......イトヒロ。絵本のイラスト、旅行、草野球などの分野の著書も持つイラストレーター。
・久保田滋夫......雑誌編集長。
・浅見かよ子......イラストレーター。週刊朝日「デキゴトロジー」、ローソンの「からあげくん」パッケージなど、あちこちで作品を目にすることができる。40代になってからの高齢出産で一児の母となった。
・土井孝幸......イラストレーター。さくまあきら氏とコンビのゲームソフト「桃太郎」シリーズで有名。
・窪田京一......ラズウェル細木、マンガ家
・木原庸佐(ようすけ)......別名ケロケロキング。イラストレーター。「コニーちゃん」の生みの親。
・西村尚......イラストレーター、Axesに在籍
・高橋信之......スタジオ・ハード主宰

「共同の仕事場」なので仕事はあくまで個人単位。仕事を回しあうことはあったものの「スタジオ806」全体として集団でなにかしら活動することは一切なかった。
 部屋の借り主はぼくで、当初は実際ここに住んでいた。これは、
「一人が住み着いて家賃を多く負担することで、他のメンバーの家賃負担を軽くする」
 という苦肉の策だったが、住んでる当人も、徹夜で原稿描いたりする他のメンバーも落ち着かないため、2年目からはぼくも船橋の親許に居候?し、そこから通うかたちになった。
 さらに、ぼく自身は雑誌の原稿書きがメインになっていったため、2年で脱退。残ったメンバーのうち数名が別に場所を借りて移転した。