柳橋は、神田川の一番下流で隅田川に流入する河口に架かる橋。
以下、橋の南詰にある碑文からの受け売りだが、江戸時代後期の記録によれば、幕府の命で当時の町年寄の樽屋藤右衛門により木橋がつくられ、川口出口之橋、または矢の倉橋と呼ばれたのが起こりという。
現在の「柳橋」の名の由来については、下記の諸説があるようだ。
- 「矢の倉橋」が変化したもの
- 柳が並ぶ柳原堤の端にあることから
- 橋のたもとに柳が1本あったことから(現在もあるが……)
素直に(2)か(3)と考えるのが妥当そうにも思えるが、逆に(1)によって柳橋となり、いつしか柳橋だから周囲に柳が植えられた……とか考えるのもちょっと楽しい。
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