通称「いたスト」。サイコロを振って進んで、止まったところの土地を買う。同じエリアに複数の「お店」を持つと相乗効果でパワーアップする……という形式のボードゲーム。最初はファミコン、第2作「いただきストリート2」はスーパーファミコン用として出た。1、2ともに開発全般に加わり、直接には登場人物のセリフ、表情の割り付けなどを担当した。
98年にプレステ対応のリニューアル版「いただきストリートゴージャスキング」が発売されたが、こちらは直接タッチしていない。(そのあとの「いただきストリート3」ではセリフ部分を一部担当)
いたスト1のころは、毎週新宿の某ビル内の堀井氏のマンションで深夜まで打ち合わせが続き、終わるのが夜中の3時、あるいは夜明けまでかかるみたいなこともよくあった。当初はタクシーで帰宅していたのだが不経済なため、やがて近所のカプセルホテルで夜を明かすことが多くなったが、これはこれでいまいちなさけないものがあった。
いまもゲームの打ち合わせで深夜まで拘束されることはあいかわらず多いが、95年秋から都内(飯田橋)に仕事場を借りてそこに寝泊まりするようになっているので、だいぶ肉体的にはラクだ……って、なんの話をしてたんだっけ。
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