1971(S46)

 SFマガジンで知った"永井豪ファンクラブ"に入会。
 年明けに父が東京に転勤となり、とはいえ高校生は簡単には転校できないため、数か月間、名古屋市瑞穂区に下宿。父の部下の実家だったのだが、この下宿先がどうにも居心地が悪い家庭で、寒い3畳の部屋で鬱々と過ごす日々がしばらく続く。期末試験期間に風邪で高熱を発するなどさんざんな日々だったが、その鬱屈がきっかけで日記を書き始め、以後ずいぶん長続きした。
 3月、東京の都立富士高校と私立海城高等学校の転入試験を受け、前者は落ちたが後者は幸いパス(そうでなかったら名古屋にあと2年いるハメになったかも)。東京都中野区のマンション(借り上げ社宅)に転居して親と合流。高校2年次からは「東京都心の高校生」ということになった。